ボビーが過激発言!日本ハム・ヒルマン監督に“移籍のススメ”
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どうやら黙っていられなかったらしい。試合前には2人で談笑。ときには一緒にトレーニングもする仲。日本ハムを44年ぶりの日本一に導いたヒルマン監督に、バレンタイン監督が“過激な”メッセージを送った。この日、秋季練習を終えたボビーは報道陣にまず“これだけは必ず書いてほしい”と「ヒルマン監督率いるファイターズの優勝をうれしく思います。心からおめでとうと言いたい」という祝福のコメントを披露。満足そうな笑顔のまま、続いてヒルマン監督の去就問題について口を開いた。「日本一のタイトルを手にして1年(契約)しか提示されないなら、それは残念なことだ。(日本ハムから)十分なリスペクト(敬意)が払われていない」
故郷の球団レンジャーズの次期監督の有力候補に挙がっているヒルマン監督だが、ボビーも昨年は同じように日本シリーズを制した後、ドジャースなど米大リーグから誘いを受けた、いわば“先輩”だけに、聞かずとも事情は理解できる。ただボビーは昨オフ、ロッテと4年契約を結んだのに対し、日本ハムのヒルマン監督への提示は1年。これでは「他球団から評価を受けて要請されれば、考慮するのは当然だろう」というのがボビーの見解だ。
1985年から92年までレンジャーズで監督を務めたこともあるボビーは「レンジャーズはいいチーム。その監督なら多くの楽しい時間を過ごせると思うよ」とヒルマン監督の帰国を後押しするようなアドバイス。日本ハムファンが聞いたら怒り出しそうな“レ軍監督就任のススメ”。余計なお世話か、それとも!?
★就航記念式典に出席
バレンタイン監督は練習後、ユナイテッド航空の東京-ワシントンDC間就航記念式典にゲスト出席。「私は幕張に住んでいて、成田は地元のようなもの。式典に参加できて光栄です」とあいさつした。セレモニーにはシーファー駐日大使も出席。シーファー大使はボビーがレンジャーズを率いていたときの球団社長で、偶然にもヒルマン監督が移籍する可能性があるレ軍関係者がそろった。
確かに1年契約は失礼だよな。でも、ハムファンは「余計な事言うな」と思ってるだろうなー。