ボビー球団批判「もっとファンと交流を」
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イベントは、紅白に分かれた選手たちが本塁打競争、スピードガンコンテスト、クイズで得点を競うもので、最後までファンと選手らが触れ合うことはなかった。この日は関東地方に「木枯らし1号」が吹いたが、詰めかけてくれた約1万8000人のファンが“お寒い”状態なことを心配した。
バレンタイン監督は結局、午前10時から休憩することなく午後3時まで、球団に抵抗するように一塁側ベンチの上で計5000人にサインを続けた。「誤解してほしくないのはこのプランに私は携わっていない。私のアイデアが入っているならば違うものになっていた」。ファンを愛するからこそ許せない。表情は穏やかでも厳しい口調は最後まで収まらなかった。
≪柳田 連続バック転を披露≫
里崎、大松、竹原、細谷ら8選手が本塁打競争に出場も、ノーアーチの事態にスタンドは静まり返った。そんな中、ファンの注目を独占したのが新人・柳田だった。入団前は100キロを超えるあんこ型で話題となったが、連続でバック転を披露すると最後は水で濡らしたシートの上でヘッドスライディング。「やれと言われたので…。でも気持ちよかった」と丸い顔を崩した。
5000人にサインって凄いね。柳田、動けるね。