プロ注目の超大型スラッガー・神戸拓光選手(流通経済大)を直撃!
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▼怪物スラッガー・神戸拓光選手
神戸拓光選手は流通経済大で1年生時からリーグ戦に出場。体が大きくなるにつれ、打球の飛距離もぐんぐん伸び、昨年のリーグ戦では春秋合わせて8本塁打を放ちました。そして、今春は優勝をかけて戦った創価大戦で150m級の超特大ホームランを打ちました。
そんな怪物スラッガーを『野球小僧』が見逃すわけもなく、すでに『野球小僧10月号』の「ドラフト候補&監督直撃インタビュー」で取材ずみ。その際に大田垣克幸監督は、「伸びしろの大きい選手です」と将来への期待を口にしていました。この体格で、150m級のホームランを打ちながら、まだまだ未完の大器という末恐ろしい選手なんです。
この日の試合では、初回に先制のタイムリーを打つと、9回にもレフト前にヒットを放ち、4打数2安打。チームも7対0で共栄大に快勝しました。前日は、130m級のホームランを叩き込み、スカウトの度肝を抜いた神戸選手。直接話を聞くべく、試合後に直撃しました。
▼心優しき大砲・神戸拓光選手にインタビュー
―― 今シーズンの調子はどうですか?
神戸 普通というかんじです。
―― ホームランは何本出ましたか?
神戸 今のところ、3本打ちました。通算だと14、5本です。マークが厳しくて、内に投げてくれませんね。外ばかりです。
―― さらに体が大きくなった気がするんですが…。
神戸 はい。100キロになりました。普通にご飯食べて、練習してたら、でかくなりました。
―― 今秋の目標はありますか?
神戸 リーグ優勝して、横浜スタジアム(神宮大会関東代表決定戦)で優勝して、神宮大会に出たいです。最後のシーズンなので、チームメイトと1試合でも多くプレーをしたいという気持ちが強いです。
―― チーム状態はどうですか?
神戸 悪くはありません。春に直接対決で負けた創価大戦で2本、3本とホームランを打って、リベンジしたいです。
―― その後はプロで?
神戸 今は頑張ってシーズンをやっていきます。その後に、進路を考えたいと思っています。
神戸選手は、体は大きくて、怖い印象ですが、実際に話してみると、普通の大学生。趣味の釣りの話になると、この日一番の笑顔で、「最近は忙しくてできません。でも、この時期が一番いいんですよ。暑くもなく、寒くもなく」と教えてくれました。また、中学時代、同じチームで汗を流した大崎雄太朗選手(青山学院大)には興味津々で、「青学はどうですか?」と神戸選手に逆取材されてしまう一幕も。青山学院大の試合結果は欠かさずにチェックをしているようです。
流しのブルペンキャッチャーこと安倍昌彦氏も魅了された神戸選手のホームラン。お近くの方は、ぜひ、東京新大学リーグに見に行ってみてください。
神戸ってこんな感じです。マジ予想外。