ロッテ2年連続で離島右腕獲りへ…大嶺に続き宮古島・下地
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下地は最速140キロ台の直球が武器の右スリークオーター。九州地区では屈指の右腕と評判で、今秋の沖縄県大会では同校を24年ぶりの4強入りに導いた。あと一歩で九州大会には進めなかったものの、来春のセンバツの21世紀枠候補に挙がっている。
球団関係者は「馬力のあるタイプの投手。本格的に鍛えれば将来性は相当なものがある」と話している。すでに地元、ソフトバンクなども調査に乗り出すなど高い評価を受けている。
27日に大嶺と対面、練習方法を教えたロッテスタッフは、未完成の部分を逆に評価。離島は練習環境の面でハンデがあるが、その分“のびしろ”を期待できるとしている。来年は石垣島から約80キロ北東に離れた離島、宮古島に注目が集まる。
◆下地 孝幸(しもじ・たかゆき)
1989年11月25日、沖縄県生まれ。17歳。小4から軟式「南ファイターズ」で内野手として野球を始める。平良中2年から投手に転向。宮古高へ進み今秋の沖縄県大会ではエースとしてチームをベスト4に導く。最速145キロの直球とスライダーが武器。180センチ、78キロ。右投右打。家族は両親と姉3人。
「のびしろ」> この言葉大好き。ワクワクする。