里崎激怒…今度は個人情報漏えい
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午前中に千葉マリンスタジアムで始動した里崎は、ランニング、キャッチボールなどで汗を流し「今季は、昨年の数字をすべて上回りたい」と笑顔を見せていた。だが、その後行われた契約更改交渉後、その表情は一変した。
「サインしていません。問題が起きました」。里崎は、そう切り出して怒りをあらわにした。理由については「僕に非は1つもない。球団に聞いてください」と繰り返した。
今オフ、契約交渉中の不手際が他球団では相次いだ。あくびをされた阪神・関本。着メロが鳴って保留の西武・赤田…。だが里崎は「そんなくだらないことじゃないッスよ」。入団以来初めての保留の理由はさらに深刻だった。
この日が里崎は初交渉だったが、自身が提示額を知らされる以前に、球団が他選手との交渉の席で、里崎への提示額を明かす“個人情報漏えい”を犯していたのだ。事実を知った里崎は、球団を問いただしたが「納得のいく返事がなかった」という。
狭間球団代表補佐は「球団に不手際があり謝罪をした。彼に不信感を与えてしまったので、来年以降はこういうことがないようにしたい」と平謝り。だが里崎は「(更改は)球団次第でしょうね。譲れない部分ですから」と徹底抗戦の構えだ。
2月の豪州・ジーロングキャンプも「(自費参加も)あります。わだかまりを持ったままではね」。今月中にも行われる次回交渉が注目される。
でも、対策って「もうしません」しかないよね。