ズレータ パフォーマンス一新を予告
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郷に入れば郷に従え。ズレータは日本文化を理解していた。記者会見でロッテでもパフォーマンスをするかと聞かれ「オフコース。これまでと全く違うものにする。違うチームに来たのだから」と即答。本塁打後に「チョップ、チョップ、パナマウンガー!」と叫ぶおなじみの一発芸を一新する決意を表明した。
「開幕までのお楽しみ。それまでは秘密です」と詳細は明かさなかったが、オフに日本語の勉強を進めたほか、日本各地の情報も収集。「関東地方にふさわしいものをやっていこうと思っている」とご当地バージョンを検討中だ。以前は博多弁の「よかろうもん(いいじゃない、の意味)」を取り入れたが、今後は千葉県名産の落花生、千葉県浦安市にある東京ディズニーランド、銚子電鉄などが考慮の対象になるとみられる。
打席でのパフォーマンスも見ものだ。バレンタイン監督は「彼は500打席ぐらい立つことになる」と明言。昨季はほぼ三塁固定の今江がチーム最多の489打席で、ズレータは一塁またはDHで起用される見通し。過去4年間の通算成績は打率・291、122本塁打、333打点。昨季は大砲不足に泣いて4位に終わったが“パナマの怪人”の加入で不安は一気に解消される。
気合を表現するため、写真撮影で竹刀を手にしたズレータは「剣道は知らないが、サムライ精神は知っている」と叫んだ。パナマの侍はロッテの軍門に入り、忠義を尽くす。
≪小林雅が初の自主トレ≫
ロッテの小林雅が、キャンプ地入りして初の自主トレに臨んだ。オフはキャッチボールだけだったが、今季初の遠投に堀モデルのバットでペッパー打撃もこなした。「(バット使用は)気分転換。キャンプはまずケガをしないように」とマイペースを強調。大学・社会人ドラフト8巡目の松本(デュプロ)は初ブルペンで捕手を座らせて40球。「キャンプへの準備に入りました」と意欲を見せた。
≪ボビーがが“こけし”に≫
ロッテのバレンタイン監督が“こけし”になった。ジーロング市主催の歓迎レセプションが行われ、地元名物でこけし状の巨大人形「ボラード」の監督バージョンが贈呈された。初開催の昨年にバレンタイン監督モデルを作製することを予告しており、今回はミニチュア版をプレゼント。ハーウッド市長は「監督の栄誉を称えてつくりました」と話していた。
500打席以上立って下さい。出来ればDH固定で。