ロッテ豪州キャンプにさらなる苦難…猛暑で日中練習できない
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日照りによる渇水の中、始まったロッテの豪州キャンプ。3日目からの練習開始時間を、午前10時半から午後4時半に変更した。
その理由は、猛暑。この日の練習後、球団関係者は球場管理責任者から「暑さはあす、あさってがピーク。日中の練習は避けた方がいい」と忠告された。この日の気温は38度。天気予報では3日は「ホット(暑い)」、4日は「ベリーホット(酷暑)」。グラウンド上の体感気温は50度近くなる可能性もある。
ビクトリア州野球協会では、成人の場合にはマウンド上の気温が38度を超えた場合は、練習、試合を中止しなければいけないというルールもある。暑すぎる日中は選手も昼寝するしかない? ロッテ戦士たちの長~い夜が続きそうだ。
★渡辺俊、新球に自信
ブルペン2日目の渡辺俊が“サブマリン・ジャイロ”の存在を明かした。「まっすぐ(の球)に“ジャイロ”の回転をかけている。その方が強く投げられるようなので」。この日初めてこの球をミットに受けた橋本は「旋回しながらまっすぐ飛んでくる感じ。球の質が変わって重くなった」。渡辺俊は同じく投入を目指しているチェンジアップも披露。復活を誓った。
★来年もカモーン!27億円で球場改装
来年もキャンプ実施を熱望するハーウッド市長が、練習前のバレンタイン監督、瀬戸山球団社長にプレゼンを行った。キャンプ地となっている球場一体を総予算約2900万豪ドル(約27億円)をかけてリニューアルする計画で、3月のメルボルン世界水泳で使用される室内プール施設を移設予定(完成は09年)。瀬戸山社長は「3月中には結論を出したい」と話した。
【名言迷言】
◆もともと色黒の上、豪州の日差しに“危険”なほど黒くなっているロッテ・立花コンディショニング担当コーチ
「皮膚ガンで死ねたら本望です」
俊介復活なくして優勝なし。