清水直、新球「ドロンチョカーブ」だ
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打者のタイミングを外すため、今年から本格的に取り組んだカーブ。この日も最速140キロと比べ、100キロとスピードの落差は40キロだ。チームでは「ドロンチョ」と呼ばれる新球。「イメージはそんな感じ。だけど、名前は認めませんよ」と本人は否定するが、まさにドロンと変化する魔球だ。
対戦した打者も驚嘆の声を上げた。「ブレーキがすごい。あれだけのカーブは初めて」(竹原)、「今はカーブを投げる投手がいないから驚いた」(平下)。捕手の金沢も「取る方もタイミングがずれる」と話した。
エースとして開幕投手へのこだわりもある。「言われなくても、1つ目に投げる準備をしている。もう一度、投げたい」ほかに小林宏、渡辺俊、小野とレベルの高い争いになるロッテの投手陣。新球を携えたエースが、3月24日(対日本ハム・千葉マリン)を目指す。
エース様、今年は5個貯金してくれ。