石垣市がロッテキャンプ誘致へ
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昨年11月、バレンタイン監督が大嶺への指名あいさつに石垣島を訪問。その際、大濱石垣市長から文書でキャンプ実施の要請を受けた。瀬戸山球団社長も「設備面が整えば可能性はある」としたが、議会承認でこの動きが加速する。
最大の目玉はロッテが希望する合同キャンプが実現可能であることだ。石垣空港では、2月から台湾に直行便が就航しており、韓国便もある。ロッテの兄弟球団である韓国ロッテ、業務提携先の台湾・ラニューとの3チーム合同キャンプも立地的に行える。
そのためには、来春までに球団側が要望する本球場拡張やラバーフェンス設置など施設を改善することが不可欠。さらに、将来的な新球場建設の確約が必要となる。
現状では今春のキャンプ地、豪州・ジーロングと1次キャンプ地を争う形ながら、豪州は気温の高さや入出国のセキュリティーの厳しさなどデメリットも多い。石垣市の嘉数観光課長は「要望がクリアできれば来春から(キャンプは)できる。与えていただいたチャンスを生かしたい」。6月までに球団へ回答書を提出し、正式決定の朗報を待つ。
でもボビーはジーロングがお気に入りでしょ。