ロッテ青野4割9厘、首位打者に浮上
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ロッテ青野が打率4割9厘で首位打者に躍り出た。規定打席に到達したソフトバンク戦は、3安打、2打点の活躍で勝利に貢献。バレンタイン監督も「振れているし、ボールも見えている。何よりも自信を持って打席に立っている」と絶賛した。
首位打者に立って「僕がですか?」と表情が崩れた。プロ入り後に野手へ転向。02年の初打席以降、3年間2軍暮らしが続いた苦労人だ。「たまたま」と謙遜(けんそん)するが、下積み生活を経てつかんだ昨季1軍64試合出場の経験が自信になっている。
助っ人外国人や主力を抑えチームでは打率、安打、得点、塁打、打点、出塁、長打率でトップ。犠打、三塁打、本塁打でもトップタイの数字で現在“10冠”だ。内外野もこなし、5番から9番まで幅広い打順でも存在感を示す。先輩たちから「絶好調男」と声をかけられ、「このままいければいいんですけどね」と照れ笑い浮かべ帰りのバスに乗り込んだ。
青野様様。西武のGGみたいにならないでくれよー。