小宮山、41歳7カ月の勝利 約3年、969日ぶりの白星
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快挙の舞台になったのは、同点の5回2死一塁。直前に四球を与えた先発・成瀬に代わり、マウンドを任された。続くフェルナンデスに安打こそ許したものの、後続を断ち、この回無失点。「抑えれば勝てるというつもりで投げた。成瀬には後でとくとくと説教しないと」。最速135キロながら、得意の変化球を連発。7回に藤田にバトンを渡すまで、相手打線をゼロに抑えた。
2004年8月25日の日本ハム戦(札幌ドーム)以来、約3年、969日ぶりの白星でもある。チームは3連勝で、首位西武とのゲーム差は「1」に縮まった。帰り際、「何歳まで頑張りたいか」の問いには、「雇ってくれるならいつまででもやるよ」と豪快に笑った。千葉のおじさんは、衰えを知らない。
「千葉のおじさん」> 千葉の博士だろ。