交流戦黒星で終え2位転落
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◇ロッテ-横浜最終戦(2勝2敗、18時15分、千葉、12115人)
▽勝 工藤9試合2勝4敗
▽S クルーン20試合1勝16S
▽敗 久保11試合6勝4敗
▽本塁打 金城6号(1)(久保)
▽バッテリー
千葉ロッテ 久保、川崎、荻野、薮田―里崎
横浜 工藤、木塚、クルーン―相川
千葉ロッテは25日、セ、パ交流戦横浜最終戦(千葉マリン)を行い、終盤の反撃も及ばず2―4で敗れ、5月26日以来のリーグ首位を約1カ月ぶりに明け渡していた。千葉ロッテは交流戦の全日程を終了し、通算成績は13勝10敗1分け。順位は横浜に抜かれ、暫定で4位となったが、3年連続して勝ち越したのは12球団で唯一。29日から敵地ヤフードームでソフトバンク3連戦が行われ、リーグ戦が再開する。
【評】千葉ロッテは0―4の八回、青野の右前打を足掛かりに二死一、二塁から福浦、サブローの連打で2点差とし、九回も無死二塁としたが、追いつけなかった。久保は5回を9安打4失点。球に力はあったが、変化球の制球が甘くなったところを痛打された。川崎、荻野の若い中継ぎ陣の好投は収穫。
横浜は5連勝。44歳1カ月のベテラン左腕工藤が内角への直球と大きなカーブのコンビネーションがさえ、八回途中を2失点の好投で2勝目。
13日の広島戦(千葉マリン)以来の中11日の先発となった久保だが、序盤に4点を失い、五回に金城のピッチャーライナーを当てた影響もありこの回で降板した。(記録は投手強襲内野安打)
一回に1安打されたが、踏み出した右足にしっかり体重が乗り、直球は走り、変化球も切れていた。「登板感覚が空いたのは関係ない。むしろ調子自体は良かった」。しかし二回に先頭の金城に甘くなったフォークを右翼席へ運ばれ、三回も金城に初球の142キロ直球を2点三塁打された。
「コントロールが良くなかった。とにかく先に点を与えないようにマウンドに上がったが、抜けた変化球を本塁打されてしまい、リズムを壊してしまった。チームに申し訳ない気持ちでいっぱいです」と広報を通じてコメント。バレンタイン監督は「打球が当たったことが深刻でないことを祈っている」と、最後まで心配していた。
今日のボビー ◆けが心配しての降板
「久保は(五回に金城の打球を受けた)けがが心配で降板させた。(4安打した)相手の金城が振れていた。オーティズの加入は攻撃面でプラスになると思うし、どのポジションも守ると話しているので到着次第活躍してくれると思う。(再来日の)呉偲佑とは近々ピッチングをしてくれればいいと話した。(オールスターの中間発表で5位の楽天が7部門でトップについて)今年は良いチームだということだと思います」
ソニックも怪我かよ…。どうなってんだー。