日本ハム:序盤のリード、継投で守る ロッテは散発3安打
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日本ハムが序盤のリードを継投で守った。三回、田中賢の右越え二塁打、セギノールの左前打などで一挙4点。先発・グリンがその裏に緊急降板したが、好救援の金森が5月25日以来のプロ2勝目。ロッテは打線が散発3安打に抑えられ、1点を返すのが精いっぱいだった。
▽ロッテ・バレンタイン監督 打線はもっと安打を打たないといけない。ことごとく、外野の正面を突いた。
▽日本ハム・ヒルマン監督 (ロッテとの4連戦を3勝1敗)価値ある勝ち越しだが、残り試合もすべて重要だ。
○…試合終了後もロッテ・小野は、しばらく沈痛な表情でグラウンドを見つめたままだった。「調子は悪くなかった」と言う通り、二回までは日本ハム打線を無安打に抑えていたが、三回、先頭の金子誠に中前打されてからリズムが狂った。
1点を失い、なお満塁の場面で小谷野を2-1まで追い込んだが、内角を突いた得意のシュートが打者の体をかすめ、押し出しの死球。続くセギノールにも痛打され、4失点。「力んでしまった部分はある」。チームは自力優勝の可能性が消え、右腕は大きくため息をついた。
○…ロッテ・小野が三回、突然乱れた。4長短打に2四死球も絡み、一挙4失点。結局5回ももたずに降板した。「調子は悪くなかったが、力みが出てしまった。『大事な試合』という気持ちが空回りしてしまった」と小野。前夜に接戦を制し、首位・日本ハムを追い上げる機運が盛り上がっただけに、ベンチにとっても計算違いの乱調だった。
結局晋吾も頼りにならないなー。成瀬と宏之だけかよ。6人で回しててこれかよ。