直接対決4連戦で1勝3敗…ロッテ自力優勝の可能性消滅
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ロッテの小野が三回に崩れた。田中賢に先制二塁打を許した後、敬遠四球で満塁策をとったが、小谷野に対してカウント2-1から押し出し死球。グラブを脚にたたきつけ、ふがいない投球を自ら責めた。
結局この回4失点。先制を許した上、5回もたずに降板した小野は「力みが出てしまった。大事な試合だということは分かっていたが、その気持ちが空回りした」と悔しさをにじませた。
首位日本ハムと2ゲーム差で迎えた直接対決4連戦。絶好の反撃機だったが、逆に1勝3敗と負け越し。自力優勝の可能性が消滅した。
「ワールドシリーズで優勝したチームが、地区2位のチームに3勝しかしていないことが過去にはあった。まだ試合数は残っている」。バレンタイン監督は米大リーグの例を持ち出し、ペナントの行方は分からないことを強調した。しかし、2年ぶりの覇権奪取への道は険しくなった。
◆ロッテ・里崎(自力優勝の可能性消滅)
「大事じゃない試合は1つもない。へこむ必要もないし、気にしてない」
今日の負けで1位通過はマジ消滅だな。