楽天・松崎5回9K!オリ鴨志田は連日セーブ
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ここ2度の先発で10イニングを投げ、19奪三振の快投を見せている松崎が、この日も序盤からホヌ打線を圧倒。5回まで毎回三振を奪うなど、相手にほとんど隙を与えることなく無失点でマウンドを譲った。これで松崎のシーズン奪三振数は一気に37個まで伸び、鴨志田を抜いてリーグ単独トップに躍り出ている。
5点リードの場面で松崎をリリーフしたのは、7試合目の登場となる相原勝幸投手(千葉ロッテマリーンズ)。ホヌ打線につかまり、5本のヒットと味方守備の乱れなどもあってイニングを終えることなく逆転を許した。野手では横川史学外野手、大廣翔治外野手(ともに楽天)、神戸拓光内野手(ロッテ)がそれぞれ先発出場し、横川が1安打。ホヌからは長田昌浩内野手(オリックス)が、5回に松崎からライト線へ二塁打を放つなど、3度の出塁で貢献した。由田慎太郎外野手(オリックス)は、守備のみの出場。
また、ホヌの4番手で起用された鴨志田は、シーズン初の連投となり、いきなり先頭打者に二塁打を打たれるなどして無死一、三塁のピンチを迎えたが、そこからは積極的な攻めで連続三振を奪取。最後の打者もライトフライに仕留めてゲームを締めくくった。これでシーズン3個目のセーブがついた鴨志田は、通算奪三振数も35として松崎にその差2個と迫っている。
試合は序盤に背負った5点のリードをひっくり返したホヌが、同点に追いつかれた直後の7回に指名打者マット・ギャメル(ミルウォーキー・ブリュワーズ傘下)のリーグ単独トップとなる第6号ソロで勝ち越しに成功。次のイニングにも追加点を奪い、最後は鴨志田が火消し役となってシリーズを2勝1敗と勝ち越して終えた。また、この日2番手のマウンドに上がって2イニングを投げたチャールズ・ベンワ投手(ピッツバーグ・パイレーツ傘下)がリーグ単独トップとなる4勝目を挙げた。
日本人選手の成績:
ノースショア・ホヌ
鴨志田貴司投手(オリックス)1回、2安打、0四球、2奪三振、0失点、通算防御率1.21
長田昌浩内野手(オリックス)2打数1安打、2得点、2四球、1三振、通算打率.254
由田慎太郎外野手(オリックス)0打数0安打、通算打率.273
ホノルル・シャークス
松崎伸吾投手(楽天)5回、2安打、0四球、9奪三振、0失点、通算防御率2.77
相原勝幸投手(ロッテ)2/3回、5安打、1四球、2奪三振、6失点(責点5)、通算防御率12.46
横川史学外野手(楽天)4打数0安打、1得点、1四球、1三振、通算打率.276
神戸拓光内野手(ロッテ)4打数0安打、1得点、1四球、2三振、通算打率.258
大廣翔治外野手(楽天)4打数0安打、1四球、3三振、通算打率.173
相原…orzハワイで防御率12.46は無いだろ…。