福浦「生涯ロッテ」FAせず残留
|
残留を決断し、表情もすっきりしていた。「(球団から)千葉の顔としてユニホームを脱いでくれと言われるようになりたい。地元で育ったし、千葉で終われたらいいなと思う」。OBの初芝氏(現かずさマジックコーチ)や先輩の堀のように、ロッテひと筋を貫く決意だ。
基本線は残留だったが、3年以上の複数年契約を希望していた。だが、球団側からの提示は2年契約まで。今季は開幕直後の右脇腹痛などで不本意なシーズンに終わったこともあり「今年の成績では無理だったので、来年発奮材料にして納得する数字を残したい」と言葉に力を込め、あえて単年勝負を選んだことを説明した。
01年から6年継続していた打率3割以上も、今季は2割5分8厘と不振。「肩の荷が下りた感じです。体を万全にして、また必死にやりたい。来年はチームの勝利に貢献することと、3割以上を目標にしていきたい」ときっぱり。薮田と小林雅は移籍を視野にFA宣言したが、福浦は「ミスター・ロッテ」襲名を掲げて残留を決意した。
来年成績残して、そこから3年契約だな。