福浦 デューク流姿勢矯正で復活だ
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昨季は右わき腹痛などの影響で、6年間続けた打率3割が途切れた。「悔しい思いをした。全試合出場を目標に頑張りたい」とシーズン後から重点的に取り組むのが、故障予防の姿勢矯正だ。
「歩き方、走り方の姿勢を正すことで体のバランスが良くなる」。歩行矯正は、ウオーキングドクター・デューク更家氏と親交が深い、元横浜フィジカルコーチの山口光國理学療法士に師事。デューク流歩行矯正で姿勢を正し、打撃に必要な体幹の強化を図っている。
また東海大陸上部・高野進コーチの走法を、同コーチから指導を受けるチームメートの大松から学んだ。「足の指に力を入れて走れている。今年は盗塁したいね」。昨季まで3年間盗塁ゼロだが、故障予防の取り組みが思わぬ副産物を生んだ格好。スピードを兼ね備えた“08年版・幕張の安打製造器”が大暴れの予感だ。
福浦の復活なくして優勝なし。