若手に抜かれるぞ!ロッテ・バレンタイン監督が西岡に怒声
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バレンタイン監督は初日から怒っていた。
「(西岡は)もう少しやってくれると思っていたが(姿勢が)見えなかった。身をかけて野球に取り組まなければ、若手に追い抜かれる」。他の選手と同じように、ランニングやキャッチボールなどを“普通に”こなした西岡が物足りなかった。
昨季はチーム唯一の打率3割をマークし、12月の北京五輪アジア予選では不動の1番打者として活躍。厳しい言葉は、さらに上を目指してほしいという期待を込めてのものだ。
しかし、西岡は「最高のスタートを切れた。ベストな状況で来ている」とキャンプ初日を満足そうに振り返った。「今は良い選手にとどまっている。彼は偉大な選手にならなければならない」とバレンタイン監督。ここで満足するな!! ボビーの愛のムチがしなって、ロッテのキャンプが始まった。
★大嶺、恩師の前で52球
大嶺が八重山商工高時代の恩師、伊志嶺監督が見守る中、ブルペンで直球と変化球を織り交ぜ、52球を投げた。「コントロールは悪かったが球自体は良かった」と笑顔。伊志嶺監督は「フォームがまとまり、無駄な動きがなくなった」と教え子の成長に目を細めた。
★成瀬“エース流”調整
成瀬はブルペン入りを控えた。慎重な出だしに、バレンタイン監督は「去年はフル回転で働いた。必要なだけ時間をかければいい」とエースの扱いで自己流の調整法を容認した。成瀬は「きれいな回転の球を投げるのが課題」と話した。
◆社会人時代に石垣島でキャンプをした経験があるロッテ・渡辺俊
「10年前は初日から動けたけど、まだ体がなじんでいない。30過ぎるとおっさんだよ…」
西岡しっかり!