渡辺俊 50歳で引退宣言
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まさに“酒とともに去りぬ”だ。渡辺俊は自宅にワインセラーを完備するなど球界屈指の酒豪。昨春の豪州キャンプ(ジーロング)では現地名産のワイン大使に任命された。その男は、黒真珠の1年物を一斗つぼ(18000ミリリットル)購入すると「19年寝かして引退したときに飲む」と宣言。19年後の50歳まで投げ続ける、驚がくの“熟年サブマリン”プランをぶち上げ「古酒と共に熟成して味のあるピッチャーになりたい」と声を弾ませた。
大好きな酒に囲まれた渡辺俊は、さらに絶口調だ。八重山酒造に用意してある優勝祈願の泡盛が、今季V奪回でチームに贈られるというビッグニュースに「泡盛を浴びるように飲みたい」と満面の笑み。ビールかけならぬ「泡盛かけ」に並々ならぬ意欲をみせた。南海の離島で泡盛の魅力にゾッコン。生粋の“酒人”がV奪回への熱い思いを新たにした。
酒好きではあるけど、酒豪ではなさそう。