西岡全快3の3「テンションMAXです」…ロッテ
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ロッテの西岡が、オープン戦初登場で満点の結果を出した。オリックス戦に「1番・遊撃」でスタメン出場。疲労性の左太もも裏の張りで戦線離脱し、1軍には3日に合流したばかりだが、3打数3安打で全快をアピールした。
帰ってきた切り込み隊長が初回に魅せた。平野の初球真っすぐを芯でとらえると、鋭いゴロは投手を強襲する内野安打。「最初から振ろうと決めていた。周りの人たちを、大丈夫という気持ちにさせたかった」3、5回にも直球をそれぞれライナーで中前へ。いきなりの猛打に「テンションMAXです」と、最近お気に入りのフレーズが思わず口をついた。
石垣島キャンプ中、2月14日の紅白戦の最中に左太ももに異常を訴え、同21日からは2軍で若手に交じって調整を積んできた。「若い選手の手本にもなりたかったし、責任感を持ってやることができた」自らも23歳の若さながら、チームリーダーとしての自覚も新たに戻ってきた。
「西岡の持つスピードは打線に活力を与えてくれる」と、バレンタイン監督も存在感の大きさを認める。3年ぶりの日本一奪回へ向け、背番号7が遅ればせながらスタートラインについた。
西岡がいるといないでは全然違うからな。