成瀬突如乱れた7失点「自分見失った」
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ロッテの左腕エース成瀬善久(22)が14日、プロ入り後ワーストの5回7失点と炎上した。初回3者連続三振に仕留めるなど3回まで無失点と最高の内容だったが、4回に突如崩れた。直球を投げる時に頭が前に突っ込んでいたバランスを修正したところ、変化球のフォームが乱れ修正不可能な状態に陥った。「自分を見失った」と振り返る。この回連続四球で1死一、二塁から5連打を含む6安打で大量7失点。
だが、ここで下を向くわけにはいかなかった。監督に続投志願した5回はきっちり3者凡退に抑えて望みをつないだ。「悪いままで終わってはだめなので最後に修正できて良かった」と話した。昨年16勝1敗と驚異的な数字を残し、今季は先発ローテ2番手を任される予定。「持ち味のコントロールが悪いと打たれることがよく分かった。開幕までに立て直したい」と、この屈辱を無駄にはしない。
シーズンで勝てば何の問題もなし。