角中 四国IL出身者初本塁打!!
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“独立リーグの一番星”が千葉の夜空に輝いた。「本当にうれしくて…それしか考えていなかった」。初回一死。四国アイランドリーグ(IL)出身者初の本塁打となるプロ1号先制ソロを右翼席へ運び、ロッテの20歳の若武者・角中の笑顔がはじけた。
「正直言うと、真っすぐを待っていたのがタイミングが遅れて…。それがチェンジアップに合いました」と頭をかいた。スタンドに消える白球を見つめて思うのは、“古巣”への感謝の思い。「四国ILがなかったら、僕もプロに入っていなかった」。
06年に日本航空第二高から四国IL・高知へ入団。月給12万円の環境下で「精神的に成長させてもらった」と野球漬けの生活を送った。角中のたくましさに導かれるように、チームは同点とされながらも五回に大松の適時二塁打で勝ち越し。今季初の4連勝を飾った。
新人の昨季は7月に1軍昇格し、同26日のソフトバンク戦でプロ初安打。それも四国IL出身者初の快挙だった。「少しでも活躍して恩返しがしたい」。今も大好きな漫画を読む時間以外は、バットを握る角中。一途な努力が開花の時を迎えた。
漫画は何読んでるか気になるわー。ストッパー毒島だな。