巨人とロッテなど合体チーム…来季2軍「フレッシュ・リーグ」21日正式決定
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楽天が05年に新規参入し、イースタン・リーグが7球団と奇数になってから、新チーム結成の機運が高まった。この2年間は6球団で3試合が組めるものの、残り1球団は“空白”になってしまっていた。これまでプロアマ交流戦を行うなどしてきたが、ドラフトで育成選手を採用できるようになったことで、一気に加速した。
新チームは巨人とロッテが中心となって20人程度で構成し、他の5球団からは各試合ごとに2、3人の選手を供出。メンバーは毎回替わる混成チームになる。1軍選手が調整として2軍戦に出場する場合、出場機会が減るのは2軍選手であり、あと一歩でレギュラーを奪えない若手にとっても、アピールの場となりそうだ。
非公式戦のためイースタンと区別する「フレッシュ・リーグ」とし、将来的には育成選手を中心とした3軍のリーグへと発展させるプランもある。「四国リーグや北信越リーグと交流して規模を広げられる夢も出てくる」と関係者。野球の底辺拡大を視野に入れながら、来年度からの実施に踏み切ることになった。
拒否反応もあるだろうけど、若い選手にチャンスが増えるのはいい事だ。