ロッテ入団の呉 “禁欲生活”を決意
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24歳で独身。血気盛んな年頃で異国での“甘~い”誘惑も増えそうだが、呉は厳格な父の言いつけを守る決意だ。
「父から日本の女性と付き合うのは厳しいと言われた。文化も習慣も違うからね」。野球に集中するため、日本での成功を願う父のためにも日本人女性との交際を自粛する構えを見せた。
さらに大好きな日本食も控える。来季に向けて体を絞っており、今季96キロだった体重は現在90キロ。85キロまで落とす予定で「神戸牛とか米とか日本食はおいしくて、いっぱい食べちゃうから」と我慢する。
「日本はレベルが高いけど最低7勝、最高で12勝は勝てるんじゃないかな」。自信満々のセリフはダテではない。台湾でプロ3年目の今季は17勝を挙げ最多勝を獲得。140キロ台の切れのいい直球にスライダー、チェンジアップ、さらに春先にライバル球団「兄弟」の横田久則投手コーチ(元西武)から習ったフォークを操り、荘ブルペンコーチは「ソフトバンクの和田タイプ。1年目から活躍できる」と太鼓判を押した。
「松中さんは知っている。抑えられるように頑張りたい」。ソフトバンクの主砲を斬って、2年ぶりのV奪回に貢献する。4人の外国人枠も来季から「アジア枠」が創設される方向で動いており、呉にとって追い風となる。今季は巨人・姜建銘(ジャン・チェンミン)ら台湾出身投手が活躍。台湾で呉と最多勝を分け合った林恩宇(リン・エンユウ)=誠泰=も楽天入りしたが「同じ台湾人には負けない」と頼もしい。呉はマウンドで日本人女性を魅了する。
俺はビックマウスも好き。後は結果だけ。