ポスト新庄!西岡「TSUYOSHI」に
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「プロ5年目の区切りとして何かを変えたかった。新庄さんには“後を継がせてもらいます”と一報を入れました」。球界が誇るイケメン内野手。さらなる飛躍へと自ら選んだのが、本家「SHINJO」に続くローマ字表記だった。名前は同じ「つよし」。そこで西岡が仲のいい新庄にメールで報告すると、返事は「平仮名で“つよぽん”にしたら?」「それじゃカッコ悪いっスよ」「わかった。OK!」。そんなやりとりで「TSUYOSHI」が誕生した。
07年は自分の年に。そんな思いが登録名変更の背景にある。「今年は背番号(7)と同じ年(07年)。全試合フル出場、3割50盗塁を目指す。北京(五輪アジア予選日本代表)にも選ばれるよう頑張りたい」。背番号にちなんで始動日も7日に設定。ランニングなどに加えトス打撃でも快音を響かせた。2月のキャンプインまでに昨年の5000スイングを超える、左右打席で計7000スイングを目標とする。
そして新庄が抜けたパ・リーグを盛り上げる。「そういう意識もあります。今年は調子が良くても悪くても、新庄さんみたいに笑顔でやり通したい」。後継者を襲名したTSUYOSHIが新庄に代わるパの顔を目指す。
≪重大発表は、結婚じゃあないです…≫
西岡は登録名変更を、自身のブログで「7日に重大発表」と予告。その内容を「結婚」と思い込んだ女性ファンを中心に、数百件のメールが殺到する事態になった。「ほとんどが“結婚ですよね”で…」と西岡。さらに「ファンをやめます」「受験なのに勉強に集中できない」などなど。西岡は「いろいろと想像してほしかったんですけどね」と頭をかいていた。
よし、7000スイングしろ。