千葉ロッテ自主トレレポート!
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▼ロッテ浦和球場の周りには…
浦和市には2軍球場のロッテ浦和球場や選手たちの寮があり、イースタンリーグが開幕すれば、2軍ながら、毎試合のように熱烈なファンが声をあげて応援しています。また、ロッテ浦和球場の近くにはロッテの工場があります。風の強かったこの日は工場からチョコレートの甘い香りが漂ってきました。ただ、重そうな分厚い雲が時々空を横切る天気で、しみこんでくるような寒さでした。グラウンドで体を動かす選手たちはともかく、観客席に20人ほど集まったファンは体を丸めている人が多かったです。
▼『中学野球小僧』でお馴染みの立花龍司コーチ発見!
そんな寒さの中、はつらつとしているグラウンドに目をやると、まず目に飛び込んできたのは、周りの選手たちより背が高い(186センチ)立花龍司ヘッドコンディショニングコーチ。『中学野球小僧』の連載でお馴染みです。昨年は、東北楽天ゴールデンイーグルスのコンディショニングコーチを務めていたものの、昨秋のキャンプから古巣・ロッテに戻ってきました。新人選手たちにストレッチや、ランニングの指導をするのはもちろん、ノックにも参加。選手たちにアドバイスを送っていました。プロ選手のコンディショニングも指導する立花コーチの連載がある、『中学野球小僧』は今後も必見ですね。
そんな立花コーチより背が高いのは流通経済大出身のルーキー・神戸拓光選手。身長は何と190センチ。この日はキャッチボールなどをこなしていましたが、売りは一度見るととりこになる大きな放物線。青空の下でバッティング練習を行う日が楽しみです。
▼キャンプに向けて活気づいてきました!
マウンドでは新人投手たちが牽制の練習や、守備の練習を行っていました。メンバーは荻野忠寛投手、松本幸大投手、中郷大樹投手、江口亮輔投手ら新人選手たち。社会人出身選手のフィールディングはやはり目立っていました。ドラフト前に、『野球小僧12月号』の取材をした際には、日立製作所・秋山浩一監督に、「ピンチでもニヤニヤしている」とその大胆不敵さを評価されていた荻野投手はこの日もニコニコ、笑顔で練習をこなしていました。
新人合同自主トレも、開始から10日あまりがたち、新人たちも、他の選手たちもキャンプに向けて活気づいています。目の前でプロの投げる球が見られることで有名なロッテ浦和球場のブルペンにも投手の姿がチラホラ。即戦力として活躍しそうな新人投手を自分の目で見極めるチャンスかもしれません。明日、明後日はちょうど土日。午前中に自主トレ見学もお勧めです!
浦和見に行こうかなー。