ロッテ・黒木、反省生かし慎重調整 ブルペンでの試運転はOK
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同じ失敗は繰り返せない。昨年は「頭と体の感覚が合わないまま、無理に練習して失敗した。1年間を苦しくしてしまった」と、シーズンにまで響いた調整ミスを犯した。今年も「体がぼけている感じは同じ。10メートルのつもりが15メートル投げてしまったりする」と言うが、苦い経験を生かし、慎重に体との対話を続けている。
後がないと覚悟を決めたからこそ、焦りはない。「今までと1番違うのは心。野球を楽しんでやると決めた」。もちろん優勝に貢献してこそ、本当の楽しさを味わえる。その時を信じ、黒木の戦いが続く。
★福浦は仕上がり順調
ロッテの福浦の順調な仕上がりが目立っている。試合用バットより1・5インチ長い35・5インチのマスコットバットで力強い打球を連発した。
ヘルニアの手術で出遅れた昨季と違い、体調面の不安はない。「きっちり振り切る感覚を作っていきたいと思って。今のところしっかり振れている感じはあるし、強い打球も打てるようになると思う」と納得の表情だった。5日のチーム練習は休み。
ジョニーも福浦も順調なようでなによりです。