ズレ驚異の自称“200メートル弾”
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本人さえ行方を見失った鋭い打球は「カツーン」という衝撃音で発見された。左中間フェンスに立つ照明灯上部から白球がはね返る。「170メートル?そんなものじゃないよ。(照明灯に)当たってなかったら、あそこにある木はオーバーしたね」。照明灯から約100メートル後方に民家があり、手前には高さ3メートルの植木が立ち並ぶ。パナマ工科大で自動車エンジンの研究をしていた理系の頭脳は、推定飛距離を約200メートルとはじき出した。
ズレータは驚弾を「タワー・パワー」と命名。「今季はいいことが起こりそうな予感がする」と笑った。バレンタイン監督は「彼の飛距離はうちで一番。驚くことではない」と落ち着いたものだ。パナマの怪人は13日から2連戦のオーストラリア選抜との練習試合に出場する。
頼もしいねー。ホークスにいたかと思うとゾッとするねー。