大嶺、25日田中と対決…石垣島から大応援団来る
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大器がベールを脱ぐ“デビュー戦”。しかも、注目度NO1の高卒新人・マー君と激突する一戦に、石垣島は盛り上がりを見せている。伊志嶺監督が駆けつけるほか、石垣市観光協会の青年部が研修旅行を兼ねての観戦を計画中。関係者は「島では機運が高まっています」と話し、島内では早くも後援会の発足も話題にあがっているという。
首脳陣も、初登板に向けて1軍合流プランを用意。バレンタイン監督は「オープン戦で投げることになるだろうから、当然、1軍の練習に合流することもある」と、高校生ドラフト3巡目の黒滝=札幌日大高=とともに1軍へ呼び寄せる方針だ。早ければ20日の練習にも1軍でブルペン入りさせる。
この日、薩摩川内市での2軍キャンプは休日。宿舎で英気を養った大嶺だが、登板へ向けた体づくりは順調そのもの。「もう投げる体はできています」と自信を見せた。慣れ親しんだ島民たちの声援をバックに快投を見せつけるつもりだ。
◆渡辺俊の新球に女房役ダメ出し
新球・チェンジアップを習得中のロッテ・渡辺俊が、ブルペンで正捕手の里崎から痛烈な“ダメ出し”を受けた。今キャンプ最多の161球を投げ込んだサブマリンだが、チェンジアップを受けた里崎の表情は今ひとつ。投球練習中も「今の段階では使えない。(完成度が)0か100かと言えば、ゼロ」と厳しい声をかけられた。それでも、渡辺俊は「投げながら感覚をつかみたいし、手応えはあります」と根気よく新球の習得を目指していく考えだ。
里崎はこういうところがいいところ。