ボビー 若手に手応え 根元、早坂の打撃に満足
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しかし千葉ロッテのバレンタイン監督は「試合を見られて良かった。まだ見ていない選手もいるが、それぞれ課題に取り組んでいる。経験は教えられない。実戦で身につくもの」と練習試合を評価。
一回、根元の右中間三塁打を足掛かりに新人の神戸(流通経大)の右前適時打などで3点を先制。低めの変化球をとらえた技ありの一打だった。
五回には得点こそならなかったが、早坂が左中間三塁打。監督は「根元も早坂もいいスイングだった」と満足げ。また投手陣にも「ピッチングできていたので良かったと思う」と終始笑顔だった。
◆柳田が30球投げ込み
第1クール途中で左肩を痛め、別メニューで調整していた2年目の柳田がこのクールに入った。捕手を立たせたままカーブを交え約30球の投げ込み。
「だいぶ調子は上がってきた」と柳田。この日は視察に訪れたバレンタイン監督に「調子はどう?」と声をかけられ、「大丈夫です」と元気よく答えた。
◆大嶺がサイン会
1軍練習に参加しているルーキー大嶺は21日、宿舎で完全休養の予定だったが、韓国ロッテとの練習試合後、サイン会で約200人のファンとふれあった。
急きょ決まったイベントだったが、大嶺は「(バレンタイン)監督もファンを大切にするし、プロになったんだからファンサービスをしないと」と“大人のコメント”。
この日夜、2軍選手らと薩摩川内市内の名湯につかり、英気を養った。
22日も1軍練習に参加する予定。「リラックスできた。疲れはない。前日は緊張して眠れないかもしれないが、試合(25日のオープン戦)は楽しみ」と笑顔だった。
根元は大ブレークの気配あるね。