打線つながりM連勝 7回1失点 小野力投で2勝目
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◇ソフトバンク-ロッテ6回戦(3勝3敗、18時1分、ヤフードーム、30229人)
▽勝 小野3試合2勝1敗
▽敗 ガトームソン3試合2敗
▽本塁打 小久保6号(1)(小野)サブロー1号(3)(柳瀬)
▽バッテリー
千葉ロッテ 小野、藤田、薮田、川崎―里崎
ソフトバンク ガトームソン、三瀬、藤岡、森福、柳瀬―山崎
千葉ロッテは12日、敵地(ヤフードーム)でソフトバンク6回戦を行い、6―1で連勝し、このカードを2勝1敗と勝ち越した。先発の小野は7回を小久保のソロによる1失点に抑えて2勝目。打線は一回、ワトソン、青野の連続長短打で2点を先制。三回にも青野の適時打で1点を加えた。ナインは移動日なしで13日から本拠地(千葉マリン)で西武3連戦。第1戦は成瀬が先発予定。
【評】千葉ロッテがリードを守りきり連勝。先発の小野は7回を5安打1失点で2勝目。八回から藤田―薮田―川崎とつないだ。
打線は一回二死からズレータの中前打を足場に一、二塁とし、ワトソン、青野の連続長短打で2点を先制。三回にも青野の適時打で3点目。九回にはサブローの3点本塁打でリードを広げた。
ソフトバンクはガトームソンが粘り強く投げたが、小久保の2試合連続となる6号ソロによる1点のみ。
◆勢いに乗り打席に
打撃好調の青野が3安打2打点。「昨日からのいい流れがチーム全体にあるので、その勢いに乗って打席に立てています」と胸を張った。
1点を先制後、なおも二死二、三塁の一回の打席で、カウント1―1から真ん中の直球を三遊間への内野安打。「一番良いところに飛んでくれました。当たりが当たりだったので一生懸命走りました。セーフになってくれて本当に良かった」と笑み。
三回は一死一、二塁、1ストライクから外寄りのスライダーを左前に運んで3点目。「追加点が欲しい場面だったので打てて良かった」と安どの表情を浮かべた。
◆ワトソンお目覚め
ワトソンが一回、先制二塁打。ガトームソンの初球の直球をたたき、中堅左へ運んだ。「(打球が)落ちてくれて良かった。このカード、絶対に勝ちたい」
11日に1号ソロを放って今季初打点を挙げたばかり。「昨日のいい感触を忘れず、初回からコンパクトなスイングを心掛けてバットを振った」と2日連続の打点にご機嫌だった。
キャンプで右太もも裏を痛め、オープン戦でも左内転筋に違和感を訴えるなどけが続きで出遅れていたが、ようやく調子が上向いてきたようだ。
青野もワトソンもよくやった。この調子で頑張ってくれ。