清水 打線の援護なくまた初星ならず
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初回、先頭の森本に右中間三塁打を浴び、内野ゴロの間に先制を許した。だが二回以降、ノーワインドアップ投球をセットポジションに変え、両サイドを丁寧に攻める投球で凡打の山を築いた。
「ここ(エース)で何年もやるのは大変だと、つくづく思う」。勝てない重圧の中で弱音が口をついて出たこともある。だがこの日は違った。八回一死二塁の危機では後続を連続三振。エースの意地を見せつけた。
初白星には届かず、自身はこれで4連敗。チームの連勝は5で止まった。「負けてしまって申し訳ない。必死で投げていくしかない」。だが、バレンタイン監督が「勝利に値する内容だった」と評価するように、暗く長いトンネルは出口へ近づいている。
来週もダル相手かもねー。リベンジだ!