セ・パ交流戦:22日開幕 1カード4試合で計24試合
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過去2年は、いずれもロッテが優勝。昨年、3勝13セーブで交流戦最優秀選手(MVP)に選ばれた小林雅(ロッテ)は「ボビー(バレンタイン監督)は大リーグでも交流戦の経験があり、データの少ない相手との戦い方にたけているのが理由では」と話す。
また、昨年はセの首位を独走していた巨人が13勝23敗と大きく負け越し、Bクラスに終わる主因となった。今年も首位で交流戦を迎えるだけに、雪辱を果たしたいところ。
普段は見られない選手同士の対決も楽しみ。小笠原、谷(ともに巨人)ら移籍選手と古巣チームとの対戦や、新人・田中(楽天)とセの強打者との対戦は見どころだ。
恒例の「交流戦限定ユニホーム」を採用する球団もある。巨人は6月8日からの東京ドーム4試合にV9当時と同一デザインで臨む。阪神はデザイナーのコシノヒロコさんがデザインしたもので全試合を戦う。
○…交流戦開幕を前に、一昨年、昨年と交流戦2連覇のロッテ・小林雅、小林宏と、そのロッテと22日から対決する中日の福留が千葉市内のホテルで会見した。小林雅は昨年、小林宏は一昨年の最優秀選手(MVP)。小林雅は「しっかり準備して戦いたい」、小林宏は「めったに試合しないチームと対戦できるのが楽しみ」と、それぞれ抱負や感想を話した。
楽天の新人・田中から「直球勝負をしたい」とのコメントを寄せられた昨季のセ・リーグMVP福留は「(田中の)まっすぐは一度も見たことがない。楽しみにしています」と話した。
連覇出来るのはロッテだけ。頑張ってくれ。