サブマリンが乗ってきた!ロッテ・渡辺俊、絶妙の制球で幻惑!
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ロッテの渡辺俊が横浜打線を自分の世界に引っ張り込んだ。八回に2点を失い「情けない感じの終わり方でしたけどね」と苦笑いしながらも、5勝目に満足げな表情を見せた。
新球のチェンジアップが絶妙の制球に貢献している。「チェンジアップは投げるのが難しいので、他の球種が操りやすくなった」という。地上約5センチからの直球は両コーナーはもちろん、低めと高めにも投げ分ける。100キロ前後のカーブで打者を前のめりにさせ、カットボールとシンカーも交えて幻惑。「八回以外はいい状態でどんどん行けた。制球もほぼ狙い通り」と胸を張った。
これで不振を極めた昨季と早くも勝ち星が並んだ。「去年は悪すぎたから」と笑い飛ばせるのも、現状に手応えを感じているからだ。「交流戦で何か賞を取れるように頑張りたい」。サブマリンが4連勝と乗ってきた。
★早川、4安打の大暴れ
オリックスから移籍した早川が4安打2打点3得点と大暴れした。1試合4安打は2004年7月8日以来、2度目の達成だが「初めてじゃないの? 忘れていた」と笑わせた。
1番・西岡の後を打つ2番打者として、存在感は抜群。「攻撃が流れるように、あっさり倒れないようにしている」と話した。
俊介は変則系だから、交流戦はフル回転で。