サブロー記録止まってスッキリした
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前の試合まで9打数連続安打で臨んだ8日の横浜戦。パ・リーグ記録にあと1本、日本記録にあと2本という期待のかかった打席は、2点先制後の初回一死で巡ってきた。だが「記録をかなり意識してしまった」と、空振りの三振。球場を覆うため息の中で、記録への挑戦は終わった。
それでも「ボールは止まって見えないけど、それに近い感覚」という神懸かり的な打撃は止まらない。三回二死二塁の第2打席では左前適時打を放ち、5試合連続打点をマーク。五回にも右翼線への二塁打で「つなぎの4番」の仕事をキッチリと果たした。
この勢いに乗せられて打線も投手・清水を含む先発全員安打。16安打12得点と猛威を振るって4連勝を決めた。
試合後、取り囲む大勢の報道陣に「スーパースターってスゴイですね。この2、3日ありがとうございました」としながら「できれば、もう1回味わいたいですね」。いたずらっぽい笑顔で“サブロー狂騒曲”となった1日を終えた。
サブローはスーパースターではないからなー。