ロッテ・成瀬、開幕7連勝ならず「球に力がなかった」
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ロッテの成瀬は、吉村の一発に泣いて今季初黒星を喫した。
四回二死二塁。カウント2-1から、2球目に空振りさせたのと同じ高さを狙った誘い球を痛打された。「あの1球は悔いが残る。狙いよりちょっと低かった分、うまく持っていかれた。失投ではなかったが、球に力がなかった」と唇をかんだ。
開幕からの自らの連勝は6で止まった。「チームが連勝していたので、勝ちたかった。でも1球だけ。引きずることはないと思う」と、懸命に気持ちを切り替えようとしていた。
★今季3度目の零敗もボビーはさばさば
交流戦に入り打線好調のロッテが、この日は沈黙。今季3度目の零敗を喫した。
七回まで毎回走者を出し、得点圏にも5度進めたが、本塁だけは遠かった。バレンタイン監督は「走者を出しても、そこから点につながらなかった。毎日完ぺきにいくわけじゃない」とさばさばしていた。
成瀬は1球の怖さがわかっただろう。次に期待します。