ロッテが四国1L球団の買収検討
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スカウト会議に出席したバレンタイン監督が「現存する球団を獲得して選手を送る方針だ」と構想を語ったもので、今秋ドラフトでは育成選手も含め30人程度を獲得し、その中から約20人を、来季から四国ILの球団で、育成する意向という。
ロッテは、四国ILを運営する株式会社IBLJから13日に資本参加などの提案を受け、「球団を持つ形で前向きに検討したい」と回答。買収先としては、地元企業の親会社を持たない「高知ファイティングドッグス」が有力視される。四国ILの運営は楽ではなく、ロッテの意向は歓迎されている。すでに広島の練習生のドミニカ人2人が高知に在籍している。
ただ、他球団やアマ球界からの反発は必至だ。長谷川コミッショナー事務局長は「特定のチームに出資している球団があれば、ドラフトでの不正を疑われることも出てくる。他球団の了解や社会人側への十分な説明など、手続きが必要になる」。買収した球団が選手獲得の抜け道となることや、社会人野球の人材不足への懸念を示す。
瀬戸山球団社長は「プロ、アマ関係各所との調整も必要な部分がある。誠意努力していきたい」と来季からの実現へ動き出すことを表明したが、実行委員会やオーナー会議で他球団の理解を得るだけでなく、アマ側の理解も求めることが必要なだけに、実現までの課題は多い。
プロ同士で足引っ張り合うんだろうなー。くだらない。