ロッテ・渡辺俊は1球に泣く「甘かった…」
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)ロッテ・渡辺俊は1球に泣いた。九回二死走者なしから柴原に投じた111球目のカーブが、高めへ。打球が右翼ポールに当たったことを確認すると、マウンド上でぼうぜんと立ち尽くした。
右腕は「長打は考えてなかった。甘かった」。八回までは散発の5安打。制球がよく、緩急をつけた投球で、ソフトバンク打線を翻弄していた。バレンタイン監督は「あれだけ素晴らしい投球をしながら勝てなかったのは、運がない」とかばった。
◆ロッテ・里崎(サヨナラ本塁打を浴びたのは)
「スーパー(思いっきり)逆球」
◆ロッテ・西岡(首痛から復帰し、第4打席に左前打)
「(試合中に)修正して、1本出たのは、あすにつながる」
◆ロッテ・井上投手コーチ(渡辺俊に)
「一時期の悪い状態は脱した。もう心配ない」
仕方ない…。と思うしかない。