夏男・小林宏 今季初完封で10勝目
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二回から七回まで無安打に抑えた。六回には右足ふくらはぎをつったが、ベンチ裏でマッサージを受けてマウンドに立ち続けた。「怖さはあった。七回以降はごまかしながら」。八回は二死一、三塁と、この試合初めて三塁に走者を進められたが、後続を断った。4安打の完封劇に、バレンタイン監督は「今年最高の投球」と絶賛した。
毎年調子を落とす梅雨時期に、ウエートと走り込みの量を減らして体調維持に努めた。それが現在の安定感につながっている。チームは後半戦に入り失速気味だが「1つの試合で流れが変わることがある」。小林宏が8月反攻ののろしを上げた。
何より意識の高さが素敵。