ロッテ:延長十回、サヨナラ勝ち 楽天は粘るも失策に泣く
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ロッテがサヨナラ勝ちし、プレーオフ進出マジック28が点灯した。同点の延長十回無死一、二塁から、早川の二ゴロで一塁走者が二塁で刺されたものの、併殺を狙った遊撃手が一塁に悪送球する間に二塁走者が生還した。楽天は九回2死から憲史の2ランで追いつく粘りを見せたが、失策に泣いた。
▽ロッテ・バレンタイン監督 同点本塁打を打たれたあともベンチの雰囲気は悪くなかった。渡辺俊は完投勝利まであと一歩というところまでいったのだから、いい投球だったということだろう。
▽楽天・野村監督 憲史の(同点)2ラン。あれで勢いをつけていかないといけないのに。岩隈は内容が悪すぎる。
○…俊足が生んだサヨナラ劇だった。延長十回無死一、二塁で打席に立ったロッテ・早川。「とにかく三振だけはしないように」と放った当たりは二ゴロ。一塁走者はアウトとなったが、この間に早川が全速力で一塁へ。これが楽天の遊撃手・渡辺直のあせりを誘い、一塁へ悪送球。この間に二塁走者が生還した。渡辺直は「早川の足を意識しちゃいました」とうなだれるばかり。一方の早川は「勝てばいいです」とにっこり。
流れ的には向こうに行ってたけどな。よく勝った。