小宮山の1500Kが逆転勝利を呼んだ
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2点ビハインドの七回一死一、三塁。これ以上の失点が許されない中でマウンドへ向かった。「確実にアウトがほしい場面。三振を狙っていった」。中島をカウント2-0と追い込み、最後は釣り球の高め直球で3球三振。41歳ベテランの投球術がさえ渡った。
後続も打ち取り、続く八回も三者凡退。すると味方は1点差と迫った九回に代打・早川のソロで同点とし、さらに延長十回一死満塁でサブローの3点打が飛び出す劇的な逆転勝利を収めた。
バレンタイン監督も「あそこで点を与えない投球は大きかった」と右腕をたたえた。勝ち星こそついてはいない。だが「今年はこういう展開が多い。しめしめという感じ」。逆転勝利演出の“仕事人”が不敵にほほ笑んだ。
“幕張のプロフェッサー”> デイリーやるな。