小林雅 今季6度目の救援失敗
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西武ナインの歓喜の輪を背に、ロッテの守護神・小林雅がマウンドを後にした。延長十一回にサヨナラ負けを喫し、今季6度目の救援失敗(5敗)。背信登板で、チームは98年以来9年ぶりとなる敵地での西武3連戦3連勝を逃した。
小林雅は15日にFA権取得後は5試合で5回無失点、5連続セーブ中だった。しかし延長十一回、先頭の細川に中前打を許すと、そこから一死満塁としてG・G・佐藤の当たり損ねの一塁ゴロがサヨナラ内野安打となった。不運な結末に守護神は「今日は何もないです」とガッカリだ。
試合のなかった首位・日本ハムとは、3ゲーム差に広がった。八回にズレータ、大松の連続弾で同点とする粘りをみせただけに、バレンタイン監督は「追いついたが、あと一歩が及ばなかった…」と悔しさをにじませた。
一昨日ああいう勝ち方したら、昨日は絶対勝てる試合だったでしょー。