黒木が戦力外…現役続行、移籍へ
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ついにジョニーが慣れ親しんだロッテのユニホームを脱ぐ。黒木はこの日、千葉市内のホテルで狭間球団補佐、本多球団部長から戦力外を告げられた。
狭間球団代表補佐は「現場の考えもあるし、来季の構想に入らなかった」と説明。黒木は「13年間、千葉ロッテでプレーできたのは幸せ。監督、コーチ、チームメート、そしてファンの皆さまに心から感謝しています。今は現役続行しか考えていません」と広報を通じてコメントした。
黒木は94年のドラフト2位でロッテへ入団。98年には最多勝と最高勝率のタイトル獲得など、エースとして低迷期のチームを支えた。だが01年以降は右肩痛など、度重なる故障に苦しんだ。今季は開幕1軍ながら、登板わずか1試合で3月30日に出場選手登録抹消。その後は1軍昇格の機会がなかった。
バレンタイン監督は「すばらしい投手、人物として多大な貢献をしてくれた」とエール。黒木は「今年1年、肩の不安もなく過ごせた。また1軍で投げたいという欲求が出てきた」と、他球団のオファーを待つ構えだ。
ほかに山崎健投手(34)、龍太郎投手(25)、藤井宏海内野手(21)が戦力外となり、山崎、藤井は現役続行を希望している。
もう言葉が無いよね。