小林宏がアクシデントで緊急降板…
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「絶対抑えないといけないと感じていた」。緊迫感の漂うブルペンで、連絡を受けて肩を作り始めたベテラン左腕は、集中力を極限にまで高めてマウンドに向かった。そして、川島、小谷野を連続で右飛に仕留めた。五回は外野に打球を飛ばさない完ぺきな救援だった。
高木の後を受けた川崎、薮田、小林雅も、無念の降板をした小林宏の魂を受け継ぎ、日本ハム打線を1安打に抑える完ぺきなリレーで、勝利を呼び込んだ。
プレーオフ制度が導入された05年以降では最年長勝利記録となる39歳5カ月での白星を挙げた高木は「急きょだったけど勝ててよかった」と安どの表情を浮かべた。バレンタイン監督は「素晴らしい仕事をしてくれた」と左腕をたたえた。
ロリユキの涙なんて、滅多に見れないよ。