ロッテ古谷、5回零封でハーラータイの3勝目
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シーズン3度目のマウンドに立った古谷は、リーグ最多のチーム得点を誇るビーチボーイズ打線を翻弄。初回の先頭打者をいきなり歩かせたが、その後は見事なマウンドさばきで三振の山を築くと、攻撃陣の爆発もあり、5イニングを投げきったところでお役御免となった。この日、相手に三塁を踏ませなかった古谷は、3度の先発で3勝。ビーチボーイズのブラント・ラスティッチ投手(ニューヨーク・メッツ傘下)と並んでハーラートップに立ち、防御率も1点台としている。
野手では、シャークスの大量リードで迎えたゲーム後半に、横川史学外野手(東北楽天ゴールデンイーグルス)と、神戸拓光外野手(ロッテ)が、途中出場。それぞれ打席に立ったが、いずれも三振に終わった。なお、この日はビーチボーイズに所属する3投手の出番はなかった。
同じHWBイースト地区で首位に立つビーチボーイズをその差1.5ゲームで追うシャークスは、好調の打線がこの日も本領を発揮し、米球界で将来を期待されているブランドン・スナイダー三塁手とマット・ウィーターズ捕手(ともにボルティモア・オリオールズ傘下)ら3、4、5番の中軸トリオが合わせて6安打、6打点と大活躍。10対3で大勝し、これで14日のシリーズ第3戦に勝利すれば、一気に首位へと躍り出る。
日本人選手の成績&コメント:
ホノルル・シャークス
古谷拓哉投手(ロッテ)5回、2安打、1四球、7奪三振、0失点
「最初の方がダメで、後半からチェンジアップがよくなってきた。それが今日の奪三振数(7)につながった。結果が出ているのは嬉しい」
横川史学外野手(楽天)1打数0安打、1三振
神戸拓光外野手(ロッテ)1打数0安打、1三振
古谷いいぞー。自信をつけて帰って来い。