ロッテ・藤田戦力外 連続試合救援登板記録目前で非情通告
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ロッテの中継ぎを支えてきた左腕がチームを去ることになった。藤田は1997年、社会人・西濃運輸からドラフト3位で入団。中継ぎとして7シーズンで50試合以上に登板し00年には最多ホールドを獲得。05年には薮田、小林雅とともに勝利の方程式“YFK”を形成し、日本一に大きく貢献。翌年のWBCにも出場した。
しかし今季は不振から2度の2軍落ち。防御率12・64と散々な成績だった。藤田は「今は現役を続行することしか頭にないので(コーチ就任を)断らせていただきました。まだ投げる自信がある。必要としてくれる球団があることを信じています」とコメント。連続試合救援登板の日本記録、526試合にあと3と迫っているが、他チームのユニホームで目指すことになる。
吉井は今季途中、オリックスから移籍。ロッテでは4試合に先発したが0勝3敗、防御率13・14。「チャンスをもらったけど、結果を残せず残念。今後は今のところ未定」と吉井。日本以外での現役続行も視野に入れているが、最悪の場合、引退の可能性も出てきた。
YFK…。形あるものはいずれ崩れるからな。