インディアンスが小林雅獲り参戦!抑え強化で来季世界一目指す
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日米FA市場は水面下で活発に動いていた。インディアンスが、小林雅と交渉に入っていることがわかった。
「チームはすでに小林と交渉しているようだ」。本拠地クリーブランドの関係者が現地時間19日、明かした。交渉では2年の複数年契約が提示されたとみられる。小林雅本人も「ある程度条件を出してくれているところもある」と話しており、イ軍が積極的に動いているもようだ。
小林雅は今季、球界初の7年連続20セーブを達成。94マイル(約151キロ)前後の直球はメジャー関係者の視線を集め、今季はイ軍のスカウトも千葉マリンでの試合を頻繁に視察していた。
イ軍にとって先発陣はサイ・ヤング賞の左腕C・C・サバシア、カルモナがともに今季19勝を挙げるなど充実しているが、ブルペン強化は急務となっている。守護神ボロースキは45セーブながら、防御率5.07と万全とはいえない。三振を奪える小林雅は世界一を狙うには不可欠と判断したようだ。
今季、イ軍はプレーオフで松井秀のいるヤンキースを破った。しかし、レッドソックスに敗退しフロントは松坂、岡島ら日本人投手の高い能力を痛いほど理解している。
ロッテでは同じFAの薮田にメジャー球団の人気が殺到。ロイヤルズなど5球団が条件提示している。小林雅にもレイズ、フィリーズも注目するなど周辺も風雲急を告げてきた。
水面下で動いてたんだねー。