現役引退の黒木、一番の思い出は「98年7・7と18連敗」
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13年間の選手生活を終えることを決断した黒木は、時折目を潤ませながらも、すっきりとした表情で記者会見に臨んだ。
--現役に執着すると話していたが。
「戦力外通告の時点では続けたかったが、プロ野球選手として興味を示してもらえなかった。必要とされない中で何をするべきかを考えるうち、違う角度から野球を勉強して、経験を伝えられたらという思いに至った」
--引退を決めたのは。
「最後はどこまでもオファーを待つのと引退の二つの選択肢だった。まず11月いっぱい(待つ)と考えたが選択肢が一つずつ消えていった。引退と思ったのはここ2、3日。気持ちの整理がついた」
--一番の思い出は。
「(九回二死から同点本塁打を浴びた1998年の)7月7日と、18連敗。その経験を伝えて、野球の素晴らしさや怖さを発信しないといけないと思っている」
--ファンにひと言。
「13年間、素晴らしい経験をさせてもらった。皆さんの声援で、黒木という人間を育ててくれたことに感謝している」
ジョニー…。言葉に出来ない~♪