唐川「球界代表の投手に」 期待の12選手活躍誓う 千葉ロッテ新入団発表
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真新しいユニホームに袖を通した新人選手は、ロッテの女子職員から花束を受け取り笑みがこぼれた。重光昭夫オーナー代行は「薮田、小林雅がFA(フリーエージェント)でいなくなったので若返りをしなくてはいけない。新人選手にもチャンスがある。自分の手で(1軍を)勝ち取ってほしい」と激励した。
その後、新人選手たちは移動し、千葉市中央区の千葉市文化交流プラザでファン参加型のイベントに参加。
背番号「19」のユニホームを着た唐川は「まだ自分が投げている姿が想像つかない。野球の技術を上げるのはもちろんですが、ファンに愛される選手になりたい」と地元ファンにあいさつ。イベントには「鳥肌が立った。(担当スカウトの)永野さんから“感動する”と聞かされていたが、想像以上に感動した。忘れられない一日になった」とファンの声援に興奮冷めやらぬ様子。
背番号20の大学・社会人ドラフト1巡目の服部泰卓投手(トヨタ自動車)は「薮田さんは今季まで勝ちパターンで投げていたピッチャー。そういう試合で投げられるようになれればいい」と自信をにじませた目標を口にした。
高校ドラフト3巡目の植松優友投手(大阪・金光大阪高)は「メジャーリーグのランディ・ジョンソン(ダイヤモンドバックス)が目標」と話した。
◆唐川は背番号「19」
千葉ロッテの新入団選手の入団発表会が17日午後、東京・ロッテ本社で行われ、地元出身の高校生ドラフト1巡目ルーキーの唐川侑己投手(18)=成田高、181センチ、76キロ、右投げ右打ち=の背番号は「19」と発表された。
唐川投手は「いい番号をもらった。自分がロッテファンでオリジナルユニホームを作っちゃった感じ」と照れくさそうに笑いながらも、「19番と言えば(巨人の)上原投手のイメージ。上原さんみたいに勝負強いピッチャーになりたい」ときっぱり。
服部には先発の一角を期待してます。