成瀬が唐川に2軍のススメ「焦らず強じんな体を作ってほしい」
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成瀬も横浜高からプロ入り。社会人や大学出身の新人に交じり、体力の違いを味わった。あいさつを受けた唐川についても「まだ体が小さいし、線が細い。ドラ1だと注目されるけど、けがをしてはしようがない」2軍で2年間体力作りに励んだ自分と唐川を重ね合わせた。
下積みの大切さも強調した。3年目の途中から1軍に定着した成瀬。「2軍を経験すると戻りたくないと思うし、もっと上(1軍)の人と一緒にいたくなる」とハングリー精神の重要性も説明した。
唐川も成瀬の教えを心得ている。この日、合同自主トレ8日目で、初めてブルペンに入った。35球を投げて「最初にしては良かった。焦らないようにというのは、よく言われる。ありがたい」とキャンプでもブルペン入りのメドを立てず、体調と相談しながらのマイペース調整を誓った。
今年退寮した成瀬の部屋は唐川に受け継がれている。「機会があれば食事なんかも誘っていきたい」と成瀬。2冠左腕がルーキーの見本となる。
まずは怪我をしない体作りだ。待ってるぞー。